2011-01-01から1年間の記事一覧

2011をふり返る。

やはり、大きかったのは3.11だったかもしれないし、そうでなかったかもしれない。ただただ、家に帰れなかった。そして、家路につくときに、電柱が曲がり、アスファルトがひび割れ、水があふれる、そういった光景があった。 しかし、あの光景はもう「記憶…

多忙と怒り

忙しいとは「こころをなくす」こと。多忙になると、たしかに「こころをなくす」時が増える。そして、その時、感情は生のままで噴出してしまう。その生の感情は抑えきることのない、他者に突き刺さる棘となる。それは、時として、他者を傷つける暴力となる。 …

時間が最善の解決法

ある問題が起きた時、どうすればよいのだろうと途方に暮れる。いったい、どのように解決を図ればよいだろうかと思案を巡らす。そして、事態がますます悪くなったりすると、めいってしまう。明日を憂鬱に迎えてしまう。 けれども、時間が経つと、いくつか好転…

大局観と判断力

11月は山あり、谷ありの月であった。なんとなく問題が起こるのではないか、そんないやな予感があったが、そのいやな予感が的中してしまった。起きてしまったことは仕方がない。事実は事実なのだ。 そう、何を言っても起こってしまった事実は事実なのである。…

息急ぐ。

なんとなくの不安感から、恐怖感から落ち着かない日々がある。内なる声に耳を傾けようとも、そうした不安から聞き耳を立てる余裕がない。食事も早く、ぐっと構えて、溜めるということができないでいる。 落とし穴の予感。油断をしているのは間違いない。とい…

忙しいとは

心を亡くす、と書く。最近、自分が見えなくなる。何をしたいのか、何をすべきなのか。やるべきことは、山ほどあるのだ。しかし、その山が見えなくなっている。漠然とした不安。あいまいな思考。ぼやける現実。 ただただ苛立ちがつのっていくのだ。

情けは人のためならず

情けについて考える1週間だった。ある重大なプロジェクトがうまくいかない、おもったように営業成績があがってこない。予想以上に、進まず八方ふさがりともいえそうな心境だった。 しかし、ここ2、3日で状況は変わった。 自分の苦境を見て、仲間が助けて…

レモンハイ

とりあえずビールではなく、レモンハイ。レモンハイが好きになった。自分でレモンを絞って入れるレモンハイだ。 [h23読了73]愛と孤独作者: クラーク・E・ムスターカス,片岡康,東山紘久出版社/メーカー: 創元社発売日: 1984/12メディア: 単行本 クリック: 1…

気負い

焦ること。いらだつこと。それは、すべて仕事における気負いに起因するのだと思う。負けない、負けないという気持ちなのか、ただただ疲れているのか。どちらか、というわけではなく、どちらもなのだ。 いまは、翼を欲する。そして、根を張りはじめている。根…

違っていいこと

NHKEテレの仕事学に伊藤真氏がでていた。実は、自分が浪人していてた時、氏の講演を聞いたことがある。覚えているのは、2つのことである。ひとつは「人とちがっていいこと」が認められているのが憲法で一番大切なことだということである。もうひとつは、「…

カバーリングとリーダーシップ

最近、ひとつのイベントが終わった。中心メンバーではなく、あるチームの一員として参加した。 とにかく、自分はチームをうまくまわすことに徹した。自分の役割もあったが、それよりも、その役割+αの動きとして、いかにしてチームがうまくまわっていくかを考…

チャップリンとジャッキー

朝早く起きて、飯田橋にあるギンレイホールに行った。チャップリンの映画を観るためだ。チャップリンは「独裁者」をDVDで借りてきて観たことがあるだけだ。 サイレントの「キッド」と「犬の生活」を観た。おもしろかった。ドラマとしては、伏線もない。シン…

ことばで伝えることの大切さ

ある集団において、ある状況下においてどうすればよいのかという「共通認識」を持つことは大切である。ある集団を仕切る人間は、そういった「共通認識」をメンバーが持って動くことを望む。 しかし、そうした共通認識は得てして、その集団において明確に語ら…

信念とシステム

残暑が厳しい。夏の暑さがひけずに、むしむしとする。それにともなって、いらいらもでてくる。それぞれの思いが交錯もせず、ただただディスコミュニケーションの日々が続いていく。 個人的に信念をもつことは大切だ。己の方向性、信じる道を進むことは大切で…

ほころびとひらけ

どうも閉じた感覚がとれないでいた。片づけようとしても、その気力がない。どこかに出かけようとしても、その気力がない。ありとあらゆる点で、閉じられていた。 しかし一方で、開こうとしていたことも事実である。そこで、開いていく導きの糸としたのが「禅…

マイペース

なんとなくマイペースを貫こうとしている自分がいる。それが、成長か退潮か、いまはわからない。 [h23読了60]禅的シンプル仕事術作者: 枡野俊明出版社/メーカー: 実業之日本社発売日: 2010/05/08メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブロ…

さて、夏も終わりだ

夏もすっかり終わりだ。サライを聞くと、夏の終わりを感じる。マラソンは20周年だったそうだ。たしか、マラソンと同じようにサライもそのくらいではなかったかと思う。番組内企画で、谷村真司と加山雄三が時間内にテーマソングを作り、その中で寛平さんが…

時間がゆっくりのような、はやいような

時間が過ぎていく。しかし、ゆっくり流れているなと思うときもあれば、あっという間だなと思うときがある。休みはそろそろ終わる。 [h23読了57]心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣作者: 長谷部誠出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2011/03/17…

旅という方法

休んでも行き詰まり、何をしていても焦燥感や疲労感がとれないでいる。夏になっても、なかなか気持ちが晴れない。自分はそんなときに、旅に出る。もちろん一人旅である。 ひとりになって、歩き回って、汗だくになって考える。無心になる。ただただ、その土地…

スリッパとこころ

休日でDVDを見た。永平寺の宮崎禅師に関するドキュメントだ。禅というと、その言葉に深遠な響きをかんじるのは自分だけではないだろう。しかし、このドキュメントを見ると、禅とはあくまでも実践であるということがわかる。 どう生きるか、ということよりは…

実存というキーワード

梅雨があけた感覚もないまま、暑い夏がやってきた。先月は外回りが多かったので、汗だくになりながら、疲労困憊な日々であった。そして、ようやくひとつ大きなプロジェクトが終わり、やっと一休みといったとところ。けれども、まだ評価検証は必要である。評…

時間と資本

なんだろう、この怒りは。怒りを感じる。その怒りは何か。仕事とは不条理なのか。いわば、ひとりの時間軸と感覚によって手段が動くことの弊害である。 疲労する。なぜなら、その方の時間感覚とわたしの時間感覚はちがうからだ。そのズレが疲れと憤りをもたら…

好転

すっかり夏真っ盛りといったところだ。節電、エコ、そんな夏。しかし、仕事は全然、not エコロジーである。6月は、土日休みなく忙しかった。だが、なんとか乗り切ることはできた。疲れた・・・・。 ビジネスマンは、ビジーなのさ。 [h23読了45]人生で…

成長を加速させるための教科書

[h23読了40]入社1年目の教科書作者: 岩瀬大輔出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2011/05/20メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 8人 クリック: 692回この商品を含むブログ (60件) を見る 書店をふらついていたら、平積みにされていて、ほかの本よ…

どうも気持ちが落ち着かない

不安で仕方がないのだ。大きな仕事がひとつ終わった。しかし、まだ大仕事が残っている。だからこその不安なのだ。不安と緊張の日々が続く。 やるべきことはある。しかし、手につかない。部屋は雑然としている。片づけるべきなのだが、片づけられない。それは…

ぼやっとする。

休みなのに、休みではない、そんな日々が続く。感情が落ち着かない。怒りをコントロールできないでいる自分がいる。そんな自分に気づいているのに、それを止めることができない。 目の前にある仕事をひたすらこなしていく。ビジョンもなにもなく、ただあるが…

存在感が増す

職場における自分の存在感が増した、そんな感覚を味わう至福の時があった。理由は、単に「受け」が良いことなのだと思う。言い換えると、我を主張しない、ということだ。悪く言えば、自分がない、おとなしすぎる。よく言えば、協調性があるということだ。 私…

交差させることと交差すること

休日返上で仕事があった。外部の方といっしょにする仕事で、その部署のチーフ的な役回りを任された。というより、人があまりにも少なかったため、やらざるをえなかった。 自分も、そのイベントにスタッフとしてかかわることはなかったので、初めてであった。…

思考の洗濯

何年か前に、哲学者野矢茂樹氏と爆笑問題の対談で、野矢氏が禅堂で「頭をリフレッシュする」ために、座禅を行っているといった話があったと思った。 自分も、座禅ではないが、勉強会がひとつのリフレッシュになっていると思う。 仕事はとてつもなく忙しい。…

少しずつ切り換えていく。

自分は、そうそうすぐに切り換えの早い人間ではない。引きずるタイプだ。くよくよし続ける。 「ああ」「ふぅ」「つかれた」というネガティブ言葉を常に吐くタイプだ。本当はポジティブな発言をしなければならないのだけれども、そうもいかない。むしろ、そう…