休日でDVDを見た。永平寺の宮崎禅師に関するドキュメントだ。禅というと、その言葉に深遠な響きをかんじるのは自分だけではないだろう。しかし、このドキュメントを見ると、禅とはあくまでも実践であるということがわかる。
どう生きるか、ということよりは、むしろ「凡事徹底」する生き方こそ禅なのだと思った。スリッパがそろえていないこと、いがんでいること、それはそのまま自分がいがんでいるということなのだ。それを見過ごしてよいという自分の心持がゆがんでいるのだ。
たしかに、なるほどと思う。
自分の部屋が整理されていないとき、仕事先でのデスクが汚れているとき、それは自分に余裕がないシグナルなのだ。それをよしとしてしまう、言い換えれば、あたりまえのことをあたりまえにするのが面倒だと感じてしまう、その自分の心がゆがんでいるのだ。
シンプルだけど、その平凡な日常の過ごし方に、心持ちが出る。そのことを意識させられた。
[鑑賞]- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2004/10/20
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[h23読了51]- 作者: 岩瀬大輔
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2010/11/16
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先日カンブリア宮殿にもでていた。出口社長が「事実・数字・ロジック」によって思考することの重要性を主張していたが、まさにビジネスプランをどう構築していくかのプロセスのケーススタディとしてとても勉強になる。
[h23読了50]禅的生活のすすめ―自分再発見!飾らずに生きる法“シンプルで合理的な生き方” (リュウ・ブックスアステ新書)
- 作者: 石河正久
- 出版社/メーカー: 経済界
- 発売日: 2005/11
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どうも文体が昭和っぽいなとおもったら、もとは80年代に出された本らしい。やはりと思う。普段の生活も、むしろ禅につながるのだ。リズムと呼吸と姿勢を「まっすぐ」に意識することの大切さ。
[h23読了49]- 作者: 佐藤幸治
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1964/12/16
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- 作者: 佐藤幸治
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禅は宗教というより、かなり広がりをもった教えだということがわかった。下記の禅的生活につながる、いろんな現代的論点、たとえば脳科学とのつながりなどと含めて、もっているのだ。
[h23読了48]- 作者: 玄侑宗久
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2003/12/09
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つぎつぎに禅語が登場して、なかなかその禅語のシャワーにあたまがついていかない。むしろ、思考を働かせずに読むことが禅語なのかもしれないが。真面目、自由といったことば禅に通じるということはびっくり。