2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【引用】

戦後思想の一断面―哲学者廣松渉の軌跡作者: 熊野純彦出版社/メーカー: ナカニシヤ出版発売日: 2004/04メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (16件) を見る

「忙しい」という非倫理

自分の口癖として挙げられるのは「忙しい」である。多忙感という心情的なくせもある。なんとなく、口走ってしまう、「忙しい」。 そして、その思わず自分が発してしまう「忙しい」ということばには、倫理的な問題が潜んでいるらしい。 目のまえの他者にたい…

ああはなるまい。

自己模倣、権威主義、そして、善人面から垣間見える、コンプレックス。 無能ゆえの権威主義なのか。 権威を獲得した瞬間から、堕落がはじまっていたのだろうか。 権威を獲得したゆえの、自己模倣、怠惰、そして、迎合。 自らの無能を自覚しているが故の、叱…

さてさて、

時間管理がうまくいっていない。読むべき本も読んでいない。読みたい本も読んでいない。 時間に余裕があるなというときにサボり、やらなきゃいけないことがてんこ盛りで、しかも、うまくいっていないときこそ、なんだかやる気だけはでてくる。 やる気がある…

【引用】魂のみなもとへ―詩と哲学のデュオ (朝日文庫 た 46-1)作者: 長谷川宏,谷川俊太郎出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/05/08メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見る

【ノート】『詩のみなもとへ』を読む。

副題が、「詩と哲学のデュオ」。この副題だけで、購入。内容は、谷川俊太郎の詩に長谷川宏が散文をつけるというもの。デュオというだけあって、二人のことばの協奏を企図したものといえる。 ただし、実際に読んでみると、二重奏というよりは「競奏」。つまり…

【引用】

闇屋になりそこねた哲学者作者: 木田元出版社/メーカー: 晶文社発売日: 2003/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (6件) を見る

思考力を鍛えること

自分が所属しているゼミは、自分が興味を持っている話題について調べてきたことを発表するというよりは、理論系の文献を、ひたすら輪読していくゼミである。厳しいという評判だが、なぜか人は集まってくる、しかもキャラの濃い人々、という不思議なゼミでは…

さよなら、の予感。

がする。今度は、ゆっくりとゆっくりと離れていくのかもしれない。 急に亀裂が走るのではなく、ゆっくりと、そして、ゆっくりと。 結論はまだ見えていない。けれども、うっすらと見えてきている。 予感はしていた。 さて、それは単なる杞憂に終わるのか。 そ…

【引用】

倚りかからず (ちくま文庫)作者: 茨木のり子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/04メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 39回この商品を含むブログ (32件) を見る

【ノート】茨木のり子の詩集から。

あまり、自分は詩というものを読まない。したがって、詩集もそれほどもっていない。 けれども、有名な「自分の感受性」という詩を読んで、興味を持ち、最近出版された詩集を買った。 読んで印象に残った詩「苦しみの日々 哀しみの日々」を以下にメモ。 苦し…