2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

根をはること

今ある立場で自分は何を成し得たのだろうか、そんな思いを抱く。表舞台に立つことなく、何ら達成感を味わうことなく、賞賛されることもなく、ただただ裏方として動いた日々だった。 そんなことを実感させる風景を見て、自分は心が折れた。自分の弱さを痛感す…

[15-19]モノと行為

こうしたい、ああしたいと意識はある。しかし、なかなか行動に移せないである。そんなときにどうするか。それは、それを実現するためのモノをつくる、もしくは獲得するのである。 結局のところ、何かをするためにはなんらかのモノ=道具がいる。例えば、これ…

緊張をもつこと

ひさしぶりに緊張の場をもった。意識するしないに関わらず、緊張感をひさびさに感じていたことはたしかだ。そして、それは自分が直接的にではないにせよ、評価される場であったと感じていたからだ。 そうした場に立つことによって、やはりじぶんのあらが見え…

傲慢さの予感

今日、後輩にきついことを言った。正直、その仕事ぶりに苛立ちを感じたからだ。はっきり言って、何を準備し考えているのだ、そういった怒りすら覚えた。もちろん、自分は段取りが良い方ではない。けれども、わからないところは調べるし、聞くし、考える。そ…

期待と他者

わたしが生きている世界は、主観的な解釈によって成立している。それは、客観的な事実の世界というよりは、意味の世界である。とすると、わたしの生きている世界とあなたの生きている世界にはズレがある。なぜなら、わたしのもつ意味とあなたがもつ意味とは…

欲望を肯定すること

わたしは欲望する存在である。そのことを肯定しつつ、かつ他者もまた欲望存在であることを肯定しつつ、ともに幸福な生を営むことができるかという問いに対して、本質的に原理的に筆者は考えようとする。 これまで、わたしたち人間はその欲望と向き合ったとし…

開放性と聴くこと

自らの空間を開放的にすること、言い換えれば、いつだれが来ても、だれを呼んでもよいように準備をしておくこと、そのために部屋を整理しておくこと、そのことにより、気兼ねなくひとを呼ぶことができる。その開放性を担保するためにはどうすればよいのかと…

言霊というのがあるのなら

直接、相手に面と向かって言葉を吐かなかったとしても、どこかでその言葉を吐いているとそれが伝わってしまうのかもしれない。それが本心でなかったとしても、その言葉通りに現実が動いてしまう。そんな経験をすることが多い気がする。だからこそ、言葉を考…

開くこと

5月くらいに、ある憧れの人の家に行った時以来、自分の家をオープンにしよう、人を招く家にしようと決めた。それ以来、自分の部屋を片付けること、整理することを少しずつではあるが、心がけてきた。そのおかげもあってか、1年近くだれも呼んでいなかった…

波があることを知る

よい流れがあると思っていた。それが態度にでていたのかもしれない。変な感情の高ぶりがあったのかもしれない。それが不用意な発言につながり、それが勘ぐられる理由となっていたのかもしれない。自然体というのは難しいものだ。ふつうであること、感情を平…

静かに思索する

ひとりであること、孤独であること、それが二十歳の原点。そんな言葉を覚えてから、十数年が経つ。ひとりであることへの恐れといったものはない。なぜなら、自分は孤独であることを経験しているから。その孤独であった日々がいまの自分の強さをつくっている…