やはり、大きかったのは3.11だったかもしれないし、そうでなかったかもしれない。ただただ、家に帰れなかった。そして、家路につくときに、電柱が曲がり、アスファルトがひび割れ、水があふれる、そういった光景があった。
しかし、あの光景はもう「記憶」になりつつある。そう、記憶なのだ。記憶がどう形作られるのか、それは悲劇としてか、そういった色合いは様々だ。
そして、今年はこころをなくす「忙」とする日々だった。疲れ、疲れ、律することもできず。ただただ、物体が積み重なっていくだけであった。そこに、心があったのかといえば、なかった。もうすり減らし、余裕すらもなかった。
たしかに今年は「実」のある1年だったかもしれない。しかし、なんとか自分で希望を持とうとしても、それを燃やす体力が残っていなかったし、余裕もなかった。ただただ、実行あるのみだった。その果実が実のあるものだったかどうか、それは私にはわからない。
だから、来年は心を失わぬよう、律しつつ、律動ある生活を過ごしたいのだ。
[11 読了86]- 作者: 岩瀬大輔,伊藤真
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最近話題のライフネット副社長が伊藤真の教え子だったという事がまずびっくり。しかし、あのやわらかな物腰とたしかな思考と複眼、そして、確固たる信念。そうしたオーラは共通しているのかもしれない。ポイントは、柔軟さと徹底であると思った。
[11 読了85]- 作者: エリヤフ・ゴールドラット,三本木亮
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大切なのはいったい目標は何かを明確にすること。つまり、ゴールはどこなのかを全員がわかっていることだ。そのために、どんな条件があるのか、シンプルに考え、変化をおこすようなアプローチをし、ゴールを目指し続けること。そのためには、つねに最良はなにかを求め続ける「継続的改善」の精神と実行が重要なのだ。