なんだろう、この怒りは。怒りを感じる。その怒りは何か。仕事とは不条理なのか。いわば、ひとりの時間軸と感覚によって手段が動くことの弊害である。
疲労する。なぜなら、その方の時間感覚とわたしの時間感覚はちがうからだ。そのズレが疲れと憤りをもたらす。そして、集団はしなやかさややわらかを失う。そして、コミュニケーションがうしなわれる。
ことばは集団を柔らかくしもするし、かたくもする。
その投げかけられたことばが怒りの表情をしていれば、その集団は怒りによってそめられる。時間感覚がずれているのにもかかわらず、その時間感覚が強要される。それによって、こころがつかれる。
独裁はこころがうしなわれていく。そして、静かにそれにたいする怒りは共有される。
[h23読了46]- 作者: 勝間和代
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- 発売日: 2007/10/12
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ひさしぶりの勝間本。時間を資本として捉える。たしかに、時間も自分にとっては大切な資本のひとつである。なぜなら、それによって次の仕事への投資が行われるからだ。だからこそ、時間にルーズでは信用されないのだ。時間をやぶるということは、他者の資本を奪っているという行為にほかならないのだ。いい人になりすぎて、自分の資本を収奪されることは気を付けなければならないのだ。