思考の洗濯

 何年か前に、哲学者野矢茂樹氏と爆笑問題の対談で、野矢氏が禅堂で「頭をリフレッシュする」ために、座禅を行っているといった話があったと思った。
 自分も、座禅ではないが、勉強会がひとつのリフレッシュになっていると思う。
 仕事はとてつもなく忙しい。しかし、強制的に勉強の場に行った。自分で本を読んで勉強しているだけではだめだ。それでは、リフレッシュにならない。
 大切なのは、場を変えることであり、他者がいることなのだ。
 そうして、今日、自分はうんうんと考えながら、頭が洗濯された。血のめぐりがよくなった。思考回路のストレッチをした気分である。

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野村ノート (小学館文庫)

野村ノート (小学館文庫)

 ついついノムさんの本は読んでしまうのだ。変化球を覚える理由に、とても感銘を受けるものがあるし、共感できる。桑田真澄氏との対談で、「つぼを知っている人は多いが、コツを知っている人は少ない」といった言葉も、自分をうならせた言葉の一つだ。

[11 読了32]
お前なんかもう死んでいる ~プロ一発屋に学ぶ50の法則~

お前なんかもう死んでいる ~プロ一発屋に学ぶ50の法則~

 アイロニカル。この本を読んだときに、そんなことばが思い浮かんだ。なによりも、ぐさりときたのは、自分より売れてない奴とつるみ始めたら、赤信号ということだ。それに近いことを、昔、福山雅治情熱大陸で言っていたと思う。