2010-01-01から1年間の記事一覧

見えるリーダーシップと見えないリーダーシップ

今朝方、朝「がっちりマンデー」を見ていた。この時間は、大概僕らの時代を見るのだが、今日はお休みで、がっちりマンデースペシャルがやっていたので、それを見た。 毎年、マクドナルドの藤田社長が出てくるのだが、この方のオーラというか胆力というか、画…

【h22 読了71】論語に学ぶ (PHP文庫)作者: 安岡正篤出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2002/10メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 57回この商品を含むブログ (22件) を見る

最近、論語に興味を持つ。碩学による本。自分が目指すべきは「仁」に基づくマネジメントだと思うようになってきたし、それが自分の性に合っていると思った。

【h22 読了72】プロカウンセラーの聞く技術作者: 東山紘久出版社/メーカー: 創元社発売日: 2000/09メディア: 単行本購入: 36人 クリック: 214回この商品を含むブログ (122件) を見る

「聴く」ことをわかりやすく、実践しやすいように書いてある。が、それだけに難しさをより感じる、奥深さをもっているとおもう。

【h22 読了73】経済学という教養作者: 稲葉振一郎出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2004/01/10メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 119回この商品を含むブログ (112件) を見る

学生のときに読んだ本を再読。とにかく、「実物ケインジアン」と「貨幣ケインジアン」のちがいを理解することがポイントだと思うので、いずれまとめよう。

【h22 読了74】働く君に贈る25の言葉作者: 佐々木常夫出版社/メーカー: WAVE出版発売日: 2010/10/21メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 11人 クリック: 239回この商品を含むブログ (34件) を見る

『父から〜』に感銘を受けた著者による仕事訓。衝動買い。この方の、具体的な仕事術に興味もあるが、「礼儀正しさの本質が相手を尊重すること」というのは、なるほどと思う。というのも、礼儀というと、どうしても、「形」に目がいってしまうからだ。

師走とはよくいったもの

師走。仕事が忙しい。ほぼ毎日、イベントづくし。その運営にも関わらなくてはならない。 それらの仕事を通じて、自分は、リーダーシップを発揮して、こうしようと決断するタイプではなく、むしろ、「どうしたいですか」「どうします」と聞いて判断する受身の…

仲代達矢の修行論

ある冊子を読んでいたら、仲代達矢氏のインタビューが載っていた。社会人になって、3年目を迎えるが、自分自身、社会人として、ビジネスマンとして、うまくやれているのか、とても不安になっていたところ、俳優修行についての話が、自分を勇気づけた。 千三…

【h22読了69】「きっと芽が出る人」の法則 (PHP文庫)作者: 江口克彦出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2005/03/02メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る

この後に読む、松下翁の『指導者の条件』重なることが多い。それは、当然か。でも、「肩書き=修行」と考えるのは、なるほどと思う。自分の課せられた肩書きを磨き続けることが、自身の仕事力を上げることなんだろう。

【h22読了70】指導者の条件―人心の妙味に思う (PHP文庫 マ 5-8)作者: 松下幸之助出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 1989/02メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (6件) を見る

松下翁の説く「指導者」像。古今東西の古典から歴史から引き出される指導者の条件。これを読めば、プレジデントやPHP系のリーダー論はほぼおさえられそう。それりゃそうだ。だって、それらの源流なんだもの。

仕事と溜め

学生から社会人となって3年目。いろいろと考えると同時に、考える場へと出かけることが増える。直接的に、いまの仕事と関係しているとはいえない。 むしろ、学生時代の勉強の延長である。しかしながら、広い視野で、深いところでつながっているはずだと思っ…

【引用】現代倫理学の冒険―社会理論のネットワーキングへ (創文社現代自由学芸叢書)作者: 川本隆史出版社/メーカー: 創文社発売日: 1995/02メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 24回この商品を含むブログ (18件) を見る

反照的均衡

最近、ロールズの『正義論』の改訂翻訳が出た。学生時代、訳者の川本氏の著作でお茶を濁していた自分にとっては、結構なニュースだ。もしかして、NHKの白熱教室はこれを先読みして・・・・なんて。 というわけで、ちょっと最近、学生時代に読んだ『現代倫…

【h22読了63】演出家の仕事 (岩波新書)作者: 栗山民也出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/11/20メディア: 新書購入: 2人 クリック: 32回この商品を含むブログ (26件) を見る

前に情熱大陸に出ていた。奥さんが中川安奈であることにびっくり。敦煌!!!自分が好きな野田秀樹とは対照的「間を作る」ことが演劇。だが、志向としてはこの人にじぶんは近い。

【h22読了64】世界共和国へ―資本=ネーション=国家を超えて (岩波新書)作者: 柄谷行人出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/04/20メディア: 新書購入: 2人 クリック: 76回この商品を含むブログ (141件) を見る

難しい。だが、交換をキーワードに世界史を読み解く。xという「超越」項をおいたことから分かるように、カント的。が、『トランスクリティーク』を読まないと、だめだね。

【h22読了65】小さな自分で一生を終わるな! (知的生きかた文庫)作者: ウエイン・W・ダイアー,渡部昇一出版社/メーカー: 三笠書房発売日: 1998/04メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (3件) を見る

『究極への旅』と読んでいて重なると感じた。解説者によれば、エマソンの影響を受けているらしい。そして、いまでいうスピリチャル。だが、和尚もアメリカの精神世界に受け容れられた。とすると、やはりつながる。

【h22読了66】やればわかる やればできる―小倉昌男の経営と仕事についての120項 (講談社プラスアルファ文庫)作者: 小倉昌男出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/11メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログ (5件) を見る

行動が重要ではあるが、もっと大切なのは「知的」行動派であること。つまるところ、知性にもとづくプラグマティストたれ、ということだ。デューイ的だ。

【h22読了67】梅棹忠夫 語る (日経プレミアシリーズ)作者: 小山修三出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2010/09/16メディア: 新書購入: 3人 クリック: 35回この商品を含むブログ (31件) を見る

一番おもしろいのは、この人のリーダー論。よりフォロワーであることが、良いリーダーの条件。最近、組織、そして経営、リーダーシップを考えることの多いじぶんにとって、とても示唆的だった。

【h22読了68】人間の未来―ヘーゲル哲学と現代資本主義 (ちくま新書)作者: 竹田青嗣出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/02メディア: 新書購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (21件) を見る

著者自身、「哲学的」ということを強調するが、むしろ思考は社会学的であると感じた。もっとも、それを感じたのは不安の超克するための「暴力の縮減」というワードだ。これはルーマンの『信頼』の「複雑性の縮減」の変奏ではないかと感じた。そして、普遍ル…

【h22 読了56】起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術作者: 勝間和代出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2008/11/29メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 194回この商品を含むブログ (233件) を見る

【h22 読了57】生きることと考えること (1970年) (講談社現代新書)作者: 森有正出版社/メーカー: 講談社発売日: 1970メディア: 新書この商品を含むブログ (4件) を見る

【h22 読了58】大学時代しなければならない50のこと (PHP文庫)作者: 中谷彰宏出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2000/12メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 333回この商品を含むブログ (49件) を見る

【h22 読了59】都立高校は死なず―八王子東高校躍進の秘密 (祥伝社新書)作者: 殿前康雄出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2005/04メディア: 新書 クリック: 23回この商品を含むブログ (4件) を見る

【h22 読了60】奇跡と呼ばれた学校―国公立大合格者30倍のひみつ (朝日新書 25)作者: 荒瀬克己出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2007/01メディア: 新書購入: 10人 クリック: 80回この商品を含むブログ (30件) を見る

【h22 読了61】1Q84 BOOK 3作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/04/16メディア: ハードカバー購入: 70人 クリック: 2,125回この商品を含むブログ (660件) を見る

【h22 読了62】この国を出よ作者: 大前研一,柳井正出版社/メーカー: 小学館発売日: 2010/09/29メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 163回この商品を含むブログ (64件) を見る

病みあがり

気持ちがあがったのか、わからないけれども、ちょっと気持ちが落ち着いて気がする。 だが、それ以上に、いろいろとあった。慢心、馴れ、そういった類から発生する問題だった。やはり、思い通りになっている、落とし穴があるかもしれない、そういったことを考…

【h22 読了55】会社は頭から腐る―あなたの会社のよりよい未来のために「再生の修羅場からの提言」作者: 冨山和彦出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2007/07/13メディア: 単行本購入: 15人 クリック: 126回この商品を含むブログ (85件) を見る

絶えざるPDCAの実行。その背景にあるのは、現実は変化していくということ、そして、人はインセンティブによって動く情動的存在であるということである。ゆえに、理論は常に現実を通じて不整合を見出され改訂される。大切なのは、高みにいて「品格」を唱…

病むことの自覚

大丈夫か?と心配される。わかる人はわかるらしい。生き生きとしておらず、やりとりがちぐはぐ過ぎて、どうもおかしいと思ったらしい。 ぼくは病んでいる。そうかもしれないし、そうでないかもしれない。ただ、ひとつだけ事実なのは、最近「疲れた」とぼそっ…

【h22 読了52】自分をもっと深く掘れ!―新渡戸稲造の名著『世渡りの道』を読む作者: 新渡戸稲造,竹内均出版社/メーカー: 三笠書房発売日: 1990/02メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る

人は仏ではないからこそ、6分の長所に目を向ける。これは、うちの家訓なんだな。

【h22 読了53】教育再定義への試み (岩波現代文庫)作者: 鶴見俊輔出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/03/17メディア: 文庫 クリック: 21回この商品を含むブログ (4件) を見る

痛みから教育を眺める。教育の質は教師の器。まなびほぐす。学校だけではない教育の場。といったさまざまな教育に関する洞察。わたしは、肯定する。しかし、現実的には肯定してしまうと、立ち行かなくなる。アンビバレントな私をもたらす教育論。