2011-01-01から1年間の記事一覧

春がすぎていく。

出会いの季節、別れの季節。季節は、時間の流れを感じさせてくれる。と同時に、もう春だから、そろそろああしよう、こうしようという心構えや見通しを与えてくれる。 新年度になったが、仕事は変わらない。が、その一方で、いろんな仕事が増える。今年は、営…

プラグマティストとして

自分はプラグマティズムが好きだ。完全な「真理」を前提とせずに、ふるまいや状況の中から、考えを組み立てていく、その構えが好きなのだ。 だからこそ、こういった事態になっていても、ニヒリズムに陥ることなくやっていくことができるのだと思う。 決して…

あきらめの気持ち

諦念という言葉がある。そして、いま心境をひとことでいうならば、諦念である。もう聞こえまい、変わらない、そんな悟りをもつにいたってしまった。聞くことは大切である。 声を汲みあげる構えは、緊張感を漂わせ続ける結果、失ってしまう。力があることと傲…

「触発」としての教師

教師と教員の違いを明確に線引きするようになったのは、和尚の本を今夏に読んでからである。具体的には、教師は自ら出会いに行くことによって「先生―生徒」の関係が成立するのに対しては、教員とはこちらから求めに関係なく、制度的に「先生-生徒」の関係が…

実を結ぶために

今年のテーマは「実」であった。実を結ぶために、何をすべきか、1ヶ月考えた。結局のところ、「バック トゥ ザ ベーシック」ということだ。 派手ではなく、目立つわけではなく、ただ粛々と凡事徹底していくだけだ。 最近、仕事をしながら、そう思う。という…

はて、2011年がはじまった。

気付いたら、もう2011年になって15日経った。早いものだ。どうも、この「時間が経つのは早いものだ」という書き出しを書くのは何度目だろう。 よくよく考えると、いわゆるゼロ年代が終わり、10年代に突入したのだ。ミレニアムといっていたのが、10年前だと思…