2007-01-01から1年間の記事一覧
闇屋になりそこねた哲学者作者: 木田元出版社/メーカー: 晶文社発売日: 2003/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (6件) を見る
自分が所属しているゼミは、自分が興味を持っている話題について調べてきたことを発表するというよりは、理論系の文献を、ひたすら輪読していくゼミである。厳しいという評判だが、なぜか人は集まってくる、しかもキャラの濃い人々、という不思議なゼミでは…
がする。今度は、ゆっくりとゆっくりと離れていくのかもしれない。 急に亀裂が走るのではなく、ゆっくりと、そして、ゆっくりと。 結論はまだ見えていない。けれども、うっすらと見えてきている。 予感はしていた。 さて、それは単なる杞憂に終わるのか。 そ…
倚りかからず (ちくま文庫)作者: 茨木のり子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/04メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 39回この商品を含むブログ (32件) を見る
あまり、自分は詩というものを読まない。したがって、詩集もそれほどもっていない。 けれども、有名な「自分の感受性」という詩を読んで、興味を持ち、最近出版された詩集を買った。 読んで印象に残った詩「苦しみの日々 哀しみの日々」を以下にメモ。 苦し…
修練と言う言葉が好きだ。修行と言う言葉ではなく、修練と言う言葉が。 修行と言うと、どこか鈍くささが残る。 けれど、修練と言うと、どんどんと自分が洗練されていくような気がする。 洗練されることがそんなにいいのかって?? いい、悪いということでは…
今、自分にとって必要なのは、時間を濃縮させること。つまり、単に、短縮するのではなく、より密度の濃い時間を過ごすようにすること。そのためには、 ・集中のスパンを長めにすること。 ・場所・環境を変える。 たぶん、うまくいっていない大きな要因は後者…
この余裕主義。決して、余裕はないはずなのに。 むしろ、あせりを感じた方がよいはずなのに。 もちろん、どこかであせりを感じている。けれども、どこか突き放している。 あきらめ??諦念?? ちがう。 どこか気持ちのよさととともに、自分の軽さを実感して…
は、潜る前に、あれこれと考えてしまうことだと思う。あれは足りているのか、こっちではこれがあるぞ、というように、なかなか定まらない。 潜るつもりなのに、結局、潜らずに終わってしまう。 まず「潜ってみる」こと。 そして、「素直な努力は報われる」と…
気持ちが少し上向きになって気がする。春という季節が関係しているのかもしれないけれど。ともかく、今日は気持ちが充実していた。このまま、上昇気流に乗って、就職も決まってほしい!!!と願うばかり。 こればっかりは、願うだけじゃダメ。最低限、努力し…
言語表現法講義 (岩波テキストブックス)作者: 加藤典洋出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1996/10/08メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 96回この商品を含むブログ (48件) を見る
書いてみると、どこまで自分がわかっていて、どこからわからないのか、わかる。なぜわかるか。書けなくなるから。あるいは調子に乗って書いていて急に自分が馬鹿に思えてきて、その先を続けなくなるから。 (中略) 書けなくなるところまで行くため、勉強し…
ナラタージュ作者: 島本理生出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/02/28メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 69回この商品を含むブログ (400件) を見る
過去を考えるのは、なぜだろう。もう戻ることなんて、絶対ありえないって分かっている。世の中に、絶対なんてないといったって、ありえないといえる。けれど、どこかで、信じてしまう。忘れることができない。過ごした時間とは、倍以上の時間が経っても、い…
自分はかなりの不安症。他人からもそういわれるし、自分でも、そう思う。 けれども、不安なくせに、どうも実際の行動と結びつかない。追い込まれて、追い込まれて、そうして後悔して、動く。動くのは、まだマシ。動かないで、逃げてしまうことも多い。むしろ…
というのは、以前、自分が通っていた予備校の講師がいっていたことばである。 なんで、こんなことばを急にだすかというと、そのことばが、いまこれからの態度としては、すごく重要に思えてきたからだ。というのも、自分が、やるべき物事に向かう態度というの…
最近、勉強法に関する本を結構読んだ。そこで思ったこと。 勉強って、いわば実験みたいなもんなんじゃないかなと。そして、勉強法は、その実験方法。 要するに、ある結果を出すために、試して観ること。それがうまくいけば、結果はきちんとでる。実験がうま…
野田秀樹は、積極的に「演劇とは」という「演劇観」を語らない演劇人という印象がある。むしろ、躍動的な演劇を、そうして「演劇」を固定的なひとつの観念として捉えてしまうことに対して、意識的に避けている気がする。けれども、本書では、野田秀樹の「演…
どうも自分は「べきである」というのとらわれやすい性格のようである。何々をしなければならない、という「べき」で自分を縛ることが、クセとして自分にあると思う。 しかしながら、「べきである」という格率によって自らをがんじがらめにしているからといっ…
[…]この問題(引用者註 いったい人生は、生きていくだけのねうちがあるか)についてのジェイムズの答案は、こうだ。人生は、既成の事実ではなくして可能性である。われわれが、自らの行動によってその可能性と取りくむものである。だから、われわれがどんな…
別に失恋したわけではない。でも、なんとなくこの詞が好きだ。隙間から、希望の光が差し込んでくる。 太陽は昇り心をつつむでしょう。 やがて闇はかならず明けてゆくから どうしてもっと自分に素直に生きられないの そんな思い 問いかけながら あきらめない…
宮沢章夫による、演劇に関するエッセイを読んでいて、このひとらしかぬ、幕切れの一節だなと思う。それは、まるで野田秀樹の創る、詩的な幕切れのモノローグのように。 […]いまという、社会や世界が生み出し、様々なものに耐える強いからだが、きっとどこか…
☆基本五原則 第一原則 発想は、既存のアイディアの組み換えで生じる。模倣なくして創造なし。 第二原則 アイディアの組み換えは、頭の中で行われる。 第三原則 データを頭に詰め込む作業(勉強)がまず必要 第四原則 環境が発想を左右する。 第五原則 強いモ…
中産階級の家に生まれ不良でも優等生でもなく普通に生きてきた。ディランのように旅に出る必要もなかった。それが僕のコンプレックス。ロックに対するコンプレックス。だから僕のつくる歌にはウソがある。不幸なことに不幸がなかった。 みんなの心のなかにも…
「[…]特別なことはしたくない。ここには、修行に来ているのだから。通訳さんがいたら、何も身につかないと思う。苦労するのが、自分のスタイル。こういうものを乗り越えたとき、新しい何かが得られると信じている」*1 アルバイトをして生活費を切りつめ、ダ…