「[…]特別なことはしたくない。ここには、修行に来ているのだから。通訳さんがいたら、何も身につかないと思う。苦労するのが、自分のスタイル。こういうものを乗り越えたとき、新しい何かが得られると信じている」*1
アルバイトをして生活費を切りつめ、ダンスや歌のレッスン、殺陣の訓練などの自己投資を続けた。「いつか能力を発揮できる時がくる、と信じていた。いざ追い風がきたときに帆が用意できない、ということがないように」
(中略)
「[…]攻めの姿勢で、もっと自分を変えて、更なるステージへ持っていきたい。ギリギリで演じた方がいいものが生まれる」*2
上野 日本は壊れたといわれるが、若い世代は生き続けなければなりません。国が壊れても、家族がなくても生きていける場所をつくり、支えていこうという人たちがたくさんいるから、私は希望をもっています。*3