緊張をもつこと

 ひさしぶりに緊張の場をもった。意識するしないに関わらず、緊張感をひさびさに感じていたことはたしかだ。そして、それは自分が直接的にではないにせよ、評価される場であったと感じていたからだ。

 そうした場に立つことによって、やはりじぶんのあらが見える。緊張の場に立つことによって、未熟な自分があらわになる。それによって、自分の至らなさが意識される。そのことが、自分もこれから意識すべきことについて教えてくれる。

 たしかに、そういった場に立つ前は正直面倒臭い。そのために準備の時間を普段以上に取らなくてはいけない。けれども、そうして、準備して考えたからこそ、自らの道というものがみえるのだ。そこで見えた景色は王道ということだ。

 やはり自分は奇をてらわず、王道の素材を料理することを目指すべきなんだ。忠実に、王道をいく。ネタも大事だけれども、やはり自分は王道を目指すべきであることを自覚できた。そのために、原理・原則を身につけていくことが大事なんだ。