壁と問い直し

 この1ヶ月、いや正確にいうならば、ここ1、2年、一つの壁を感じていた。それは、自分自身の方法論が確立されてきたからこその壁だと思う。どうも行き詰まっている。もちろん、日々を流すことはできる。けれども、これでいいのだろうかという、問いを自らに投げかけることが多くなった。

 その理由は、検証して、修正されていないことだと思う。たしかに、細かいところは修正している。しかし、その背景にある思考の枠組が進化していないのと同時に、それを機能させるための方法・技術に目がいっていない。それゆえ、行き詰まりを感じている。今持っているものを捨てていく時がきているのかもしれない。

 自分の創り上げたものを問い直していく時期が来たのだ。問い直すためには、言語化していかねばならない。結局、検証するべき材料を残していないから、問い直しができていないのだ。アイデア言語化し、振り返ることが自身の再生につながるはずだ。