令和も2年目

 あっという間に5月になった。3月から2ヶ月。まさか、ここまで大きく社会が揺らいでいくなんて想像もつかなかった。これが現実なのか信じられない。しかし、現実なのだ。

 平成が終わり、令和が始まった1年前。1年後、令和2年の世界がこうなるなんて、誰が想像しただろうか。そういって、嘆いていても仕方がない。世界が、日本が、都が、と大きな主語で語ることも大事だろう。

 一方で、小さな主語で、私には何ができるのか。やれることは何なのか。それを突き詰めてくと、きっと大きな主語に行き着くのだと思う。本当に、何が正解なのかわからない。何かをやれば、ありえたかもしれない可能性から批判が出るのは当然だ。

 それでもやるしかない。ありえたかもしれない可能性も含んで、最大限に想像力を働かして、未来に向かって今を投げ入れるしかない。今ある資源を、効率的かつ公正に配分できる取り組みをやっていくしかない。