対話の力

 ああでもない、こうでもないと話し合うって、結構な労力や時間を使うけど、力が湧いてくる。話し合った後に、新鮮って思えるような、なるほどって思ってくれる対話がつくれたら、充実感を感じる。

 

 学びっぱなしではなく、学んで考えたことをああだ、こうだと話すことで、学んだなと実感できる。そこから、いろんなアイデアが湧き出てくる。ああいえばよかった、こういえばよかったと。そんなちょっとした悔いが出るってことは、その対話がうまくいったから。

 

 徒労感しかない、触発もない、ただ結論ありきの議論は時間の無駄だし、関係性を築くうえでもマイナスにしかならない。良い話しあいは、関係性がよくなる。その時間の共有があたたかい関係を生む。それがつぎの行動への意欲につながる。

 

 だから、対話がある場に出かけること、そして、対話できるだけの自分の足場をもつことが大事なんだ。