2015が終わる

 2015年が終わろうとしている。環境が変わり、関係も変わった。劇的な変化が日常にも及んだ。とにかく疲れた。疲れ果てた。

 溜めたのは、疲れであり、怒りであり、嫉妬であった。なんだよ、面倒くさい、疲れた、そんな言葉を口にすることが多くなった。「まぁ、いいや」と流れに身をまかせ、怠惰な日常にくさびを打ち込もうともしなかった。ただただ、流れるまま、流れに乗って、その日をやり過ごしてきた。

 やるべきことは溜まっていく、そして、疲労感もたまっていく。安堵感が得られることなく、ああしなければ、これしなければという、常に何かに追われ、急き立てられる日々であった。

 放電状態で、とめどなく日々をすごしていた。どこかでスイッチをオフにしようともできない。オフにできない、躁状態がつづいていた。無の時間を持つべきだ。一度、スイッチを切る時をもつべきだ。スイッチをオフにする時、それがいまの自分に必要な時なんだ。