バイオリズム

 バイオリズムでいうなら、今は底のような気がする。もちろん、風邪で体調を崩し、自分の思ったように物事が進んでいないというのもあるのだけれども。
 だいたい、自分が調子を崩しているときは、余計な自分語りをしてしまう。無理やり流れをつくって自分語りをしてしまう。後から考えれば、そんな自分アピールなんてどうだっていいのに、思わず語りたくて語ってしまう。過剰なほどの自分語り。必要のない自分語り。きっと、それは自分の心が荒んでいるからの反動なのだろう。
 そして、同僚への批判的な感情である。自分の調子がよくないと、同僚の言動のこまごまとしたことにイラっときてしまう。それだけ自分に余裕がないということなのだろう。残念ながら、自分はまだそれほど人間ができていないので、そういった負の感情を抱いてしまう。その結果、変なテンションでどうでもよいことをペラペラとしゃべってしまう。そして、自己肯定感を抱こうとする。
 結局、底まで来たとしたら、見えあげるしかないのだ。この底に流れるよどみとともに、快復を願うばかりである。とにもかくにも、時間という流れが一番の解決策に他ならないのだから。