新年がはじまったというのに、なかなか気が入らない。気合いというものがなかなかでない。
気合いというのは、気が合うことだ。つまるところ、気が合うか、合わないか、それが問題だ。とするならば、気が合わないのだ。そりが合わないのだ。それは重々承知の上であったが、やはりそれは人ごと、そうもいかないのが世の常というものなのだ。
ただ、やはり、自身が気になるのが、叱るというより怒鳴るという、いわば力任せの行為に走ってしまうきらいがあるという事だ。
重要なのは、育てるという事だ。教えることだけではなく、育てる。というより、育つようにしていくことだ。教育するということは、教え、育てるという主体的な行為であると同時に、相手が育つような「自律性」という名の他律を求めるのだ。
気がなかなか養われない。気を養いたい。そのために、もがく日々が続いている。
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最近、ワンピースを読んでいる。自身は漫画をほとんど読まない。とりあえず、いま読んでいる。そして、映画を観た。理由は尾田栄一郎氏と鈴木敏夫氏の対談を聞いたから。それを聞いてから見ると、なるほどとうなずける。というよりも、ワンピース自体、さまざま引用によって成立している物語だと思った。それは決してネガティブではなく、ポジティブな意味でクリエイティブな物語なのだ。
[12読了03]- 作者: 小川三夫,塩野米松
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今、自分が興味あるのは「経営=リーダーシップ」と「教育」である。そして、自身の器を大きくするための「修行」論である。「人組は木組み」そんな言葉を覚えていて、手に取った一冊。寝食を共にすることによって職人としての「身体性」を身に付ける。それは決して「理」ではなく、「技」として身に付く。その「技」が「心」となる。そのために大切なのは、素直さである。素直になること、それが職人としての第一歩なのだ。
[12読了02]- 作者: 見城徹,藤田晋
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タイトルにひかれて読む。まさに、憂鬱なのだ。仕事を通じて憂鬱になる、そんな日々だからこそ手に取った。しかし、憂鬱というのは決してネガティブな響きを持つ言葉ではないのだ。それは、成長するために必要な「病」なのだ。自身に極端に正直であるからこそ、他者にも正直になる。つまり、まっすぐということだ。変化球ではなく、ストレートを投げ続けるからこそ、それが結果的に他者の心を打つ。