今年の漢字は「制」だ。「新」とした昨年は自分にとって新たな展開があった。迷いもあった。戸惑いもあった。後ろを振り返ることがあったのも事実だ。
では、なぜ「制」なのか。それは、漠然とした不安や後悔によって立ち止まりたくないからだ。自らを制して着実に歩みを進める1年にしたい。
問いを大きしすぎたり、理想を高く掲げない。コントロールできる範囲で目標を設定し、達成、実現していきたい。
10年代は00年代の理想主義的な自分が半ば残っていた。それによって、いくばかりか、自分の描く現実にたどり着いたことも否定しない。しかし、行動がともわないことも多かった。理想主義的であるがゆえに、達成が難しくなり、意欲がなくなってしまったからだ。
だからこそ、まずは自分の手に終える範囲に限定する。漸進的に歩みを進めていく。そして、目標達成を成し遂げ、自身と現実を「制」する1年にする。