経験すること

 ああしよう、こうしようと頭でいろんなことを描いていたとしても、実際にやってみないとわからない。頭の中の理想を現実にぶつけたときに、描いたときには見えなかった理想のあらが見える。

 そうして、理想が変貌していく。それが経験が持つ大きな意味。変貌もしくは変容。ただただ、観念ではなく実践すること。

 どちらかといえば、行動よりも、まず頭で考えてしまう。頭でっかちだ。それが、行動を鈍らせる。その結果、怠惰な習慣が変わらない。新たな自分に出会えない。慣性で動くだけ。そこには、新鮮さがない。

 経験だ。経験こそが自分には必要だ。あれこれ考えることも必要。でも、考えるだけではなく、経験していくこと。あれこれ考えるのは、その後だ。

 実践から考えることで、観念が磨かれる。