外に出ること

 溜まっている仕事がある。外に勉強しに行く時間がない。そして、外に出ずにいる。確かにやらなけらばならないことはある。そうして、外に勉強しに行かずに、自己完結していると、どうしても視野が狭くなる。

 自分が今いる環境でも学ぶべきことはある。模倣すべきこともある。でも、閉塞感がある。想定外のヒントがやっていることは少ない。慣れた環境ならば、刺激に対しても慣れが発生するからだ。

 そんな時に外に出かける。自分が当たり前であると思うことが当たり前でないということがわかる。視野が狭くなり、八方塞がりな思いに駆られていた時に、こういう考えややり方があったのかと、新鮮な気持ちになれる。

 外の風に当たることは、頭を軽やかしていくれる。ただし、それは行かされるという義務ではなく、行こうと思う主体性によっての方が効果が大きい。会いに出て、出会うこと、それが変容の契機だということを改めて実感した。