【14−07】本質を磨く

 創業と守成ならば、自分は守成が得意なタイプなのだとつくづく思う。今年度の自分の立場は、つなぎ役でうまくバトンタッチして、数年後を見越して、組織を作っていくこと。自分は、決してクリエイティブなタイプではない。つまり、創業ははっきりいって苦手なタイプ。しかし、築かれたものをうまくまわしていくことは以外と得意なんだ。どことどうをつないでいけばよいのか、媒介=メディアとしての役割が得意なんだと思った。
 新年度がはじまったけれど、まずはつなぐことに専念し、けっこうばたばたしていた。でも、つなぎ役だけではだめで、やっぱり自分の本質をしっかりと磨くことが大切だと思う。そうでなくては、言葉に説得力がなくなってしまうから。つなぎ役としての説得力は、やっぱり本業に関する力量の確かさだと思う。そうでなくては、単なる調子の良い便利屋に終始してしまうのだから。今年度は、力量を高めるための負荷を自分にかけつづけることができるかがテーマであることを忘れてはいけない。