創を掲げた

 今年の漢字「創」とした。新しい環境になるということもあり、また自身の閉塞感もあり、新しいものを「創」り出していきたいという意思を込めた。

 その結果、「創造」しようという意欲が湧いた。チャレンジをした。うまくいかなかったことや思ったようにいかなかったこともあった。けれども、違う風景が見えてきた。

 それは、環境が変わったことが大きい。少し余裕ができて、考える時間をもてるようになったことが大きい。新たなものを生み出すためには、思考と試行錯誤するときが必要だ。そういった意味で環境の変化は大きい。

 来年は、新たにチャレンジしたことを深化し、腑に落ちる形で磨き上げる。攻めではなく、守りの姿勢だ。けれども、自分の課題は、始めることより続けることにある。創業よりも守成の難しさだ。

 だからこそ、来年は「創」で撒かれた種をうまく育てていき、良い軌道を描きたい。「創」の2021が生きる2022年にする。