自分はプラグマティズムが好きだ。完全な「真理」を前提とせずに、ふるまいや状況の中から、考えを組み立てていく、その構えが好きなのだ。
だからこそ、こういった事態になっていても、ニヒリズムに陥ることなくやっていくことができるのだと思う。
決して、悲観しないこと、他者と私のものさしがちがうこと、それを前提として考えているから、声の大きい他者がいても、自分はなんとか自分を保っていけるのだと思う。もちろん、疲れるが。
寛容でありつづけることは難しい。なぜなら、受け容れるだけの器が、あるいはこころの余裕がなければ、つらいからだ。私にも限界がある。しかし、その限界を他者はわからない。
寛容であり続ける限り、他者は、受け容れてくれるだろうという期待の下、私にふるまうだろう。しかし、そのふるまいが自分にとっては大きなストレス、プレッシャーとなる。歓待できぬ自分がそこにはいる。
歓待、寛容、リベラル、自分がすきな言葉。だが、それは現実世界においては、本当に強い自分が、マッチョな自分がなければ、疲労感をつのらせる理念のように、自分には思えてならない。
そうした、倫理や道徳といったものをありあわせの言葉で考えていこうとおもうのだ。
[11 読了22]- 作者: 鈴木智彦
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話題になっていたので、手に取った。「へぇー」とおもう。
[11 読了21]- 作者: 森一夫
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かなりの昔、NHKで松下改革をドキュメントでやっていて、それを見て中村邦夫という経営者の名前を覚えた。カリスマ亡き後の組織改革、ってどの組織も大事だと思う。リーダーシップをとることは重要。しかし、チームワークを破壊することなく、チームを再構築していくのか。カリスマがいなくなったときに、改革のためには強いリーダシップが必要である一方で、それを徹底していくためにはチームワークも必要。それを最近考えるので、手に取った。
[11 読了20]小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)
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この言い切り型が、最先端っぽい経営者かも。
[11 読了19]- 作者: 鶴見俊輔
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自分の頭が固くなりそうなときに、ことばとあたまをやわらげてくれるのが、鶴見俊輔の著作。定期的に読むことによって、こころとあたまと、そしてことばをストレッチする。