無我になること

 それが、大切だと悟った年の瀬。過去から今の風景を見るのではなく、目の前の風景をありのままの現実として受け容れること。すなわち、時間軸を持つ「我」を忘れ、状況への没入を徹底すること。我ではなく状況に溶け込むこと、受け容れること。それが感情をコントロールする一番の術だし、自分が悲しくならない、一番の手だと思った。

以下、暮れにかけて読了。『1968』に関しては、少々飛ばし読み。