仕事のよしあし

 先日、上司と話していたら、なるほどなと思うことがあった。
 それは、「その仕事のよしあしがわからなかったら、ちゃんとした仕事なんてできないよ」という話だった。こう、言葉にしてみれば、なんのことない、ごく当たり前のことなんだけれども、はっとさせられた。
 つまり、その仕事がよいのかどうか、しっかりと判断できること、すなわち自分なりの仕事の価値基準ではなく、その仕事がよいのかどうか、他者の眼で見られること、それが仕事をする上で大切ということなんだと自分なりに解釈した。言い換えれば、常にこれは「よい」のか「だめ」なのか、そういったシビアな眼を養うべく、ディテールをおろそかにしない観察力が仕事にあたるうえで重要なんだと思う。それを意識するか、しないか、で「よい」仕事ができるか否かが、決まってくるんだなと思った。
 自分も、早くそういったよしあしが判断できる、他者の眼を持ちたいものだと思った。