2010-01-01から1年間の記事一覧
ありとあらゆる事象に対する、具体から抽象、いわば原理的思考こそが、丸山真男の思考の型なのだ。が、音楽の対話もそうだったが、内容はおもしろいのだが、この著者の文章はまどろっこしく、冗長すぎる、というか、主述が捉えにくい。
こうした「からだ」に徹底的に根ざした教育論は、規律を重んじる学校教育に導入可能なのだろうか。そして、それは公教育、近代における学校教育への根源的問いなおしにつながる。
「身体のドラマトゥルギー」の通奏低音となっている一冊。個人的には、「現存在分析」という実存主義的アプローチによって個をみる視点はなるほどと思うし、自分もめざしていきたい。
西田哲学、禅思想にもなじみがないので、かなり読むのに苦労をして、理解不可能であった。ただ、「空心円という自己の開け」「場所的自己」そして「場所」「絶対無」といったキー概念を詰めていけば、理解が深まっていくと思う。さらに、ニーチェの「ニヒリ…
大切なのは、自分のキャリアに対するビジョンを持ち、そこからプライオリティをつけて、断っていくこと。断る力とは、己にとって何が大切なのかをみきわめらる力である。それは、いいかえれば、自分の人生観に基づいてキャリアを描くために行動していく力で…
7月は、気持ちがときめいたり、そして、空しくなったりと、気持ちの上がり下がりが激しい月だった。 特に先週はただただ空しくなって、なんとも言い知れぬ気持ちになり、情けなくなり、希望がなくなり、そして、苛立ち、焦燥、それらが渦巻き、仕事にも影響…
連休につき、充電の3連休。整体以外は、家にひきこもり。そして、いろいろと思索をめぐらす。 いま流行のドラッガーは、8月にかならず反省の日日を作って、計画を立てたそうだ。そこで、自分を真似をしてみている。自分が何をすべきか、その優先順位をつけな…
絶対、このプロフェッショナルは怒ると怖そう。
医師は、部分へ、看護は 全体へ。
今田耕司主演の舞台。ちょっとホラーっぽいんだが。正直、暗転と舞台チェンジがまどろっこしく、舞台のスピード感、疾走感がなかった。話は表・裏の構造だけど、ちょっときりかえすぎと映像(字幕)の説明過剰が余計だった。
たまには、こういうのも。でも、正直ふーん。
ロールモデル勉強法は、ウェブ時代と同じ勉強法。
ディテールを語れることがプロの証。原理原則の実践的指導が監督の仕事。やはり、原理原則を踏まえる実践が大切。そして、仕事のシステムをつかさどるルールを知ること。
あらら、もう7月中旬。ときめきの、夏!?とまでは、いかないまでも、まあいい夏になるよう、ゆるゆるとやろう。
小さな工夫こそが大切。ディテールをおろそかにしない「健全な腹黒さ」と鋭いまなざし。
空白こそが、創造的行為を生み出す。甘い言葉をかけるものは信用しない。
MVSに選ばれた兵動のコンビ興行。おもしろそうだから、はじめてコンビの漫才を観に行く。しゃべくり漫才ってこういうことなのかと思う。
いま、自分にとって大切なのは、原理的思考である気がする。モウリーニョ本を読んでから、仕事をする上で、自分なりのコアとなる原則を持つことが大切だと思った。それゆえ、いろいろな職業から「原則」を引き出そうと思い、手に取った本。対象は、教員だが…
土・日と休みができたので、土曜は出かけ、日曜は家でごろごろ。それにしても疲れがなかなかとれない。今週は、精神的にも、体力的にもタフな週だった。 そのなかで、いろいろと考えることもあり、そして、迷うこともある。ただ、思うのは、いま、ここは自分…
印象に残ったのは、農業を商業ベースにしていく点で、村落共同体から排除の視線を送られたこと。その視線は、想像するに、黒澤明の『我が青春に悔いなし』において原節子が向けられた視線に他ならないのではないだろうか。。つまり、現代においても、そうし…
学級という集団をつくるための方法としてのエンカウンター。鹿島氏がおっしゃられていた、いろいろなつながりがあれば、ひとつきれても、他のつながりにいける、つながりあう学級がいじめをうまないということはなるほどと思う。つまり、人々をネットワーク…
旅順攻略における参謀の無能さ、つまるところ、日本陸軍の機構的・人材的欠陥を徹底的にたたく巻。
バルチック艦隊の背景にあるのは、ロシア王朝の硬直した官僚機構の腐敗。そして、それは、作者が国家運営において憂慮すべきこと。
モウリーニョのチームづくりとは、モウリーニョのフィロソフィーを具現化するための集団作りである。それゆえ、プレー原則の徹底が重要であり、それを浸透するためのトレーニングが入念に準備される。この本を読みながら、原則徹底という一貫した姿勢は、セ…
休みなしで、ひたすら働きまくったら、さすがに頭も、体もヘロヘロ状態。 そういえば、今年のテーマは「整える」だったはず。机上整理もしなくては。あるいは、時間も整理して、効率的な時間の使い方をしなくては。 2010も半年たって、あらためて、整え…
この作品が語られるとき、それは学生運動・68年・内ゲバという言葉とともに語られることが多かったので、見ておきたかった。撮影の粗っぽさは、「あえて」なのであろう。イージーライダーを見たときと同じ印象。そして、それが「アングラ」ってやつなのか…
ウェブ時代において筆者が重要だと思える5つの定理を、シリコンバレーで生きる人々の言葉から抽出した、言い換えれば、シリコンバレーが持つ空気を言語化した著作である。今、ちょうど司馬遼太郎の『坂の上の雲』を読んでいるのだが、そこで活躍する「有能…
これまた「ウェブ時代」関係の著作。この著作を読みながら、ウェブ時代とは「内発的動機付け」の時代なのだと思う。学生時代に心理学の授業で、動機付けには報酬や地位といった「外発的」なものと満足感や達成感といった「内発的」なものがあると学んだ。こ…
ビジネスマンに必要な力は「使う力」であり、それゆえ、知識・技術を溜め込むのではなく、それによって何をするかが大事なのである。言い換えれば、知識・技術を、自ら意思決定し、人を動かすために「使う」ことが重要なのである。そのために大切なのは、結…