手を動かすこと

 単に考えるだけでなく、アウトプットを最近心がけている。あれこれ考えるよりも、まずは実行に移してみる。それが次の一手を考える材料を与えてくれる。やらない理由を考えるよりも、やれる条件を考えることは、創造的だ。

 今までの延長線上の中でやっていくのではなく、新たな一手を打つことだ。慣性ではなく、新たに生み出そうとする主体的な行動こそが、思考を刺激する。自分を新たに更新している感覚になる。そうすると、マンネリな閉塞感に包まれた日々が新しい日々としてやってくる。

 頭ではなく、手を動かすことが大切なのだ。もちろん、考えることは大事である。けれども、考えることだけではいけない。アウトプットという手を動かすことによって、自分が乗ってくる。攻めの姿勢になる。

 理屈屋で終わるのではなく、実行によって事実を作り出すことだ。事実に基づいて考え、新たな現実を作り出す。これが仕事の面白さだと思う。