「信」じてみる1年に

 去年の1年は「律」をテーマにした。しかし、律することができたかといえば、そうではないと思う。リズムもできなかったし、自分自身を律することもできなかったと思う。自律というよりも、他律的な1年だった。
 驚きの異動人事で新天地に来て、仕事することになった。何よりも2012年はそれにつきる。自分の常識が揺さぶられ、自分の心を支える「何か」を欲していた1年であったと思う。自分の柱とは何なのか。あるいは、自分を信じきることができない。自分の可能性を信じられない。自分の仕事力を信じられなくなってきた。
 自分に対して「不信」を抱いた1年であったと思う。だからこそ、自律できるのではなく、他律的な1年になったのだと思う。
 であるからこそだ。
 今年2013年は自らを「信」じてみる1年にしたいと思うのだ。自らを信じ、発信できる1年にしたい。

 キーワードは「自信」と「発信」。

 ひとつは、発信と自信に足る、思考力を磨くこと。合理的な社会科学的思考を!!そのベースとして「経済学」を学ぼうと思う。

 もうひとつは、信頼されるに足る、技術力を磨くこと。説明する力をつけたい。そのベースとして「ネタの運び方」を学ぼうと思う。

 思考する力表現する技術。自らを信じ、信じられるに足る、発信源となること。その出発点となる2013年にしたい。