圧倒的な個からチームへ

 いま、NHKをみている。それが「TEAM」という新しい番組だ。それは「プロフェッショナル」の枠だ。プロフェッショナルは、その道のプロフェッショナル、いわば圧倒的な力をもった「個」への視線がそこにはあった。
 しかし、それが「team」となった。つまり、圧倒的な「個」から「チーム」へと視線が移ったのだ。それは、オリンピックの水泳代表に代表される。また、学校教育では「学びの共同体」や協同学習といったものが着目されている。
 つまり、時代は「個」ではなく、チームや協同といった、ある結びつきによって結果を出すことに視線が移り変わったのだ、きっと。