「制」することができたのか?

 2020年のテーマは「制」であった。コントロールしようという願いを込めた。だが、まさか、コロナ時代に突入するとは想像しなかった。ステイホームという全く予想もできない状況になった。

 けれども、そのことで、「書く」ことについて一定のリズムができた。そういう意味では「書く」ことは自分の目標をある程度達成することはできた。が、「読むこと」や「走ること」は決して達成することができなかった。そして、仕事もだ。

 時間を制することができなったのが一番の課題だ。だんだん時間に関する感覚が麻痺してきた。そして、整理に対する感覚も麻痺してきた。

 結局、後回しの思想がいろんなことを麻痺させていくのだ。めんどくさいことをやらないで済むならいい、それが、やるべきことや職業倫理に関わるものだったら、まずい。そういった意味では、慣れている自分を制することができなかったことが今年の大きな課題であった。