ぼくは、病んだ人間だ・・・ぼくは意地の悪い人間だ。およそ人好きのしない人間だ。 つまり、人間は、永遠にやむことなく、たとえ行先はどこであろうと、自分自身の道を切りひらいていくものなのだ。しかし、ほかでもないそのためにこそ、つまり、このように…
ひさしぶりに、『地下室の手記』を読みかえしている。最近のドストエフスキーブームに乗っかってというわけではないけど、ただなんとなく読み返したくなったので、もう一度読んでいる。 改めて、読んでみると、これがおもしろい。はじまりが、いきなり「ぼく…
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