もう夏休みが終わる。そして、秋に向けて新しい日々が始まる。今の自分のテーマは「キレ」だ。
この夏、ひとつの終わりを感じた。これまで、というより、あの6ヶ月を忘れ去る出来事を知った。あの6ヶ月は、いまの自分にとって原点。きっと、いまの仕事や人間関係に対するスタンスなど、すべてはあの6ヶ月二つながっているのだと思う。
そして、それ以上に忘れ得ぬ人に対する後悔。忘れようとしても、忘れ得ぬ時間。それが、あの6ヶ月なんだ。ゴダールの映画史だったと思う、「美しい過去だけが、記憶となる」。たしか、そのモノローグがあったと思う。そう、あの美しき6ヶ月が、自分にとっては美しくも苦い過去としての記憶なのだ。
その記憶から出発するときが、「今」という時なのだ。そのために、心技体の「キレ」が必要なんだ。
[13-29]- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2004/11/25
- メディア: DVD
- 購入: 2人 クリック: 31回
- この商品を含むブログ (58件) を見る
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2004/11/25
- メディア: DVD
- 購入: 2人 クリック: 31回
- この商品を含むブログ (58件) を見る
[13-28]- 作者: 堺雅人
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/07/10
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (17件) を見る
- 作者: 堺雅人
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/07/10
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (17件) を見る
ここちよい文章だった。握りしめようとすると、するりとかわす「軽やかな知性」を感じさせる。でも、核はみせない。ふわりとした、やわらかな文体。結論は、わからない。ただ、もやっとした、ふわりとした思考があるだけだ。しかし、それが読んでていて、心地よさを感じる。