カウンセリングに最近興味を持つ。そこで、カウンセリング心理学を提唱している國分氏が主導する、構成的グループエンカウンターについて、とりあえず、手当たり次第に読んでいる。たしかに、河合隼雄の本もおもしろいのだが、なんとなく「カウンセリングのための構え」であったり、個別的なのだ。その点、國分氏のは、集団に焦点をあてるSGEであることもあって、おもしろい。
ちょうど、【理論→実践的理論→教育に焦点化した理論】といった感じで、わかりやすい。教師でなくても、リーダー論、学習を通じた組織論として読めるので、勉強になる。