振り返れば

 はやいものだ、時がたつのは。と実感する。振り返ったときに、いったいこれから、自分をどうしていきたいのか、その方向性を、というよりも、何を4月からは何をしようか考えておこう。

 ひとつは、日々の出来事を振り返り、省察すること。いろんなことがあり、いろんな思いがめぐる。が、それをうまくまとめ、省みることができたかといえば、そうではない。日々の流れの中を泳ぎきることに懸命で、そうした内省的作業を怠ってきた。

 ということは、省みることによって導き出される学びも少なかったということだ。であるからこそ、日々を省察することを習慣化していく必要がある。そして、それによって、何を学ぶ必要があるのかをふくめて、言語化し、明確にしなければならない。そのことは、ひいては、人を見る眼も養われ、自らの課題である、即興的なコメント力の強化にもなるだろう。したがって、まずは、自らを省みること、言語化すること、こういったことをする時間を作り、習慣としていかなければならない。

 であるならば、時間の創出が大切になってくる。ということは、可能な限り、業務の効率化・高速化と同時に、付き合いもほどほどにしていかなければならない。

 こう、真面目すぎるというか、気を使いすぎてか、2次会まで付き合って、タクシー帰りということが多すぎた。正直言って、金銭的、体力的、時間的に、消耗する一番の要因といえる。したがって、ちょっとはことわることも覚えよう。

 それ以外だと、スキルアップとして、「語学(TOEIC)」、「スキル(ロジカルシンキング)」というのは、自分の仕事上必要なので、これは重点的にやっていくとして、

 もうひとつ、教養として、というか、社会の現在を見る眼を養うために学生時代、一応専攻していた「社会学」の理論的なところを少しかじっていこうと思う。手始めに、岩波新書の『社会学入門』を買った。とりあえず、ゆるゆると見田氏の仕事を読んで、勉強していこうとおもう。

 まずは、三日坊主になるかもしれないけど、いちおう、決意だけは残しておきます。